【温泉の科学】黒湯の「黒さ」の正体とは?美肌成分フムス(腐植)の魅力と効果
都内や全国の温泉地で親しまれている、まるでコーヒーや醤油のように濃い色をした「黒湯(くろゆ)」。
「なぜお湯が黒いのか?」「肌にどのような効果があるのか?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、黒湯の独特な色の正体は、大昔の植物や海洋生物が時間をかけて分解・熟成してできた有機物堆積層(フムス)から溶け出した「フミン質(フルボ酸・フミン酸などの総称)」という天然の美肌成分です。今回は、黒湯とフミン質の関係やその効果について詳しく解説します。
1. 黒湯の黒さの正体「フムス(腐植)」と2つの成り立ち
黒湯の最大の特徴である黒褐色の濁りは、鉱物由来ではなく、太古の植物や有機物が地中に堆積し、微生物によって長い年月をかけて発酵・熟成されてできた「フムス(腐植・腐植質)」に由来します。
この黒湯には、成り立ちによって大きく分けて2つの種類が存在します。
- 海洋性(太古の海藻や海洋生物由来): かつて海だった地層に太古の有機物が堆積し、豊かな海のミネラルと共に湧き出す温泉です。
- 内陸性(太古の葦や木々など植物由来): 一般に「モール泉」と呼ばれる温泉。太古の草木が泥炭層となり、そこを通って湧き出す温泉です。
どちらの黒湯も、地下の「フムス層」を温泉水がとおることで、豊富な美肌成分が溶け出しています。
2. 温泉成分「フミン質(フルボ酸・フミン酸)」がもたらす美肌効果
フムス(腐植)の中に含まれる最も重要な有機成分が「フミン質」です。フミン質は主に「フルボ酸」や「フミン酸」などで構成されており、このフミン質こそが肌へ優れた効果をもたらします。
① 優れた保湿力と美肌サポート
フミン質(特にフルボ酸)には、アミノ酸やミネラルを抱え込み、肌の角質層まで効率よく届けるはたらきがあります。肌の乾燥を防ぎ、うるおいを保ちます。
② すこやかな肌環境を整えるコンディショニング作用
植物や海洋生命由来のフミン質は肌なじみが非常によく、肌のキメを整えて健やかな状態へ導きます。敏感肌の方や、お風呂上がりの乾燥が気になる方にも非常に優しい成分です。
3. 自宅でも「フムスとフミン質」の恵みを取り入れる方法
「黒湯の美容効果を毎日体感したい」「温泉に行けない日もフミン質のパワーでスキンケアがしたい」という方におすすめなのが、天然のフムスエキスを贅沢に使用したスキンケアアイテムです。
例えば、Aqua Essence「龍神のしずく」は、太古の海洋性フムスから抽出された液体を使用しています。
海洋性フムスでありながら、長年の内陸部での沈殿・ろ過プロセスを経ているため、塩分が除去された「ノンソルト(脱塩)」となっているのが大きな特長です。海の豊かなフミン質やミネラルを保持しながらも塩分刺激がないため、敏感肌の方でも全身に安心してご使用いただけます。
4. 本物の黒湯とフムス(フミン質)を体感できるおすすめスポット
全国にある黒湯の名湯を網羅したポータルサイト「黒湯Japan」では、内陸性・海洋性を問わず全国各地の魅力的な黒湯温泉を紹介しています。

また、東京・調布にある人気の深大寺温泉「湯守の里」では、漆黒の極上な黒湯を堪能できるだけでなく、ご家庭で使える天然フムススプレー「Aqua Essence 龍神のしずく」のお取り扱いもございます。
温泉でじっくり温まった後は、フミン質のパワーを閉じ込めたナチュラルスプレーで、毎日のお肌のケアをワンランク上にアップデートしてみてはいかがでしょうか。
